事業内容

■ CCDP 植林針葉樹産地認証協議会 スクーリング(2泊3日)

木材製品を作り出すソフトやデザインを担う方々に、環境問題としての地域森林の課題と、部材としての地域植林針葉樹の特性を学ぶセミナー。

1日目: 第1講義 「地域植林と地域森林産業の総合問題把握」
交流会
2日目: フィールドワーク① 「ブナ林にて森林昨日の学習」
第2講義 「森林の公益的機能/世界と地域の森林問題」
フィールドワーク② 「杉植林の現状と基礎森林施業学習」
第3講義 「森林保育施業について」
フィールドワーク③ 「森と海のつながり(鮭遡上見学)」
第4講義 「地域材建築物への試み」
3日目: 第5講義 「地域杉製材の実際」
第6講義 「杉間伐材の家具利用の実際」
第7講義 「まとめ/産地証明の重要性」

■ スカンジナビアチャリティーカフェプロジェクト(9泊10日)

デンマークを代表する銀細工職人アラン・シャーフ氏と日本の木工職人によって作られた国産材のテーブルと椅子を展示してオークションにかけ、その売り上げは全額グリーンサンタ基金を通して、子ども達への国産材製品寄贈に使われるというプロジェクト。このプロジェクトにおけるデザイナーの受入と、地元木工職人とのデザインセッションのコーディネート。

1日目: 水源のブナ林と森林公園案内
2日目: 打合せ・古民家案内
地域案内(棚田・炭焼き小屋・古民家・環境教育施設)
スケッチブック買出し
3日目: 事業説明・日本の森の現状説明
五智国分寺・林泉寺見学・浄興寺見学
猪俣美術建具店(組子職人)見学
Welcome Party
月満夜の神楽イベント参加(→リンク)
4日目: デザイン作業
5日目: デザイン画を見ながら木工職人とのセッション
「鼓童」コンサート見学
デザイン直し作業
6日目: 木工職人とのセッション
糸魚川見学(フォッサマグナミュージアム・姫川周辺)
工房にて作業状況チェック
7日目: 工房にて作業状況チェック
椅子お披露目夕食会
8日目: デザイン直し作業
椅子撮影会
9日目: 糸魚川見学(ヒスイ視察)

■ JICA研修会(2泊3日)

市民社会との協働による持続可能なコミュニティ開発の促進を目的に実施されているJICAの日本研修。H20年度は、アフガニスタンの復興に携わる人を対象にした、NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部への受入企画とコーディネート。

1日目: ◇ 新潟県上越市西部中山間地域・かみえちご山里ファン倶楽部概要説明
◇ 「地元学」の発生に関連しての講義
 →公害問題による地域崩壊からの立ち直りの歴史(環境先進都市になった水俣病の例)
 →農山村が直面している課題とかみえちごの活動紹介
2日目: ◇ 中ノ俣集落散策
 → 「まかない」の紹介とその資源を活かした暮らしの知恵
 → 新しい目からの「資源」の発見を記録しながら散策
◇ 環境学校視察
 → 施設見学
 → 市と協力により、廃校を生かした施設運営の活動紹介と地域への影響、
   協力体制と懸念事項、実績等
◇ 白川邸・水車見学
◇ 古民家改修事業「ことこと村づくり学校」の紹介(→リンク)
◇ 交流会
 → アフガニスタンの様子や地元での活動の様子の紹介をもらう。
 → 散策中に撮ってもらった写真を流し、どんなことが印象に残ったか、この地域での発見を発表。
3日目: ◇ 市民の森概要説明・周辺案内
 → ゴルフ場建設から市民の森構想にいたるまでの経緯ならびに、市との協力体制と懸念事項
◇ かえみちごが目指す自治について「新しいクニの形」
 ・湯ったり村紹介
 ・第三セクターとしての湯ったり村を紹介するとともに、レストランで昼食
◇ 市役所 
 ・地域の自治など
 ・市長表敬訪問

■ 平成20年度デザイン関連有識者招聘事業 現地コーディネート(3泊4日)

国による「平成20年度デザイン関連有識者招聘事業」(東京デザイナーズウイーク)の一環として行われる「第三回 世界デザイン編集長会議」。その招聘者パネラーの中で、イタリアの雑誌「Abitare誌」の副編集長であるアンニーナ・コイヴ氏が、日本の地方でのものづくり視察、講演を行う。上越では協同組合ウッドワーク・新潟ジェトロとの共催により実施。

1日目: ◇ スタッフ打合せ
2日目: ◇ フィールド視察「日本の森林文化・森と共生する意匠・職人技能」
 ・高田城跡公園見学(城郭のかたち・木橋のかたち)
 ・浄興寺見学(寺院のかたち・細密木彫のかたち)
 ・五智国分寺見学(寺社のかたち・白木の加工技術)
 ・ウッドワークの取り組み説明
 ・旧服部邸見学(古民家のかたち・民俗の紹介)
◇ 歓迎会
3日目: ◇ 日本の森と職人の現場視察
 ・市民の森見学・ブナ林散策
 ・猪俣美術建具店見学(針葉樹の技能・伝統の組子技能と新たな試み)
◇ アンニーナ・コイヴ氏講演会(一般公開)
4日目: ◇ 副市長表敬訪問

■ 平成20年度 糸魚川市環境基本計画策定に係るワークショップ ファシリテーション

糸魚川市が環境の現状や課題、望まれる環境像を明らかにし、環境保全の指針を定め実施するため、新たに環境基本計画を策定するにあたり、アンケートからだけでは得られない市民の幅広い生の意見を引き出し、より実行性のある計画にする目的で、ワークショップが実施された。

第1回目: 糸魚川市の環境の現状の把握・認識
◇ 「環境」ってなんだろう?
◇ 「地球を救え??」「エコな暮らし??」
糸魚川市の環境をみつめる(資源や課題を整理する)
第2回目: 「進むべき環境像実現のための骨子を作る」
◇ 「100年後の糸魚川へのメッセージ」を作る
◇ 糸魚川のよいところ「相関図」にして、関係性を確認する。
◇ 「糸魚川の課題を整理し、優先順位をつける」

■ 平成20~21年度 森の案内人養成講座実施 (上越市受託事業)

森を切り口に、地域の自然やそこに生きる人たちのくらしの知恵を実体験を通じて、「生活」「産業」「生態系」「水」など環境学習指導者として必要な基礎的要素を学習するとともに、基礎技能及び手法を学ぶことで、定期散策会の一連の企画・実施・評価が可能な人材の育成を行う通年の講座。

第1回 「森に出会う」 【秋の植物観察会】参加
第2回 「森に入ろう」 入門講座
第3回 「秋の森の宝物を見つける」 【鏡池遠足】準備
第4回 「感動を伝える」 【秋の鏡池遠足】補助
第5回 「くらしと森」 森林学習と森林整備体験
第6回 「案内人の目」 企画の流れを理解する
第7回 「冬の森を歩く」 アクティビティ企画実習
第8回 「支度を極める」 【春の定期散策会】準備
第9回 「卒業実践」 【春の定期散策会】実践
  

■ 平成20年度 海と山と大地をつなぐインタープリター養成研修実施 (上越市受託事象)

上越市教育委員会が実施する、上越市の自然や歴史、文化などの特色を生かした子どもの体験活動事業「謙信KIDSスクールプロジェクト~海と山と大地の楽校(がっこう)~」。このプロジェクトを計画・運営する現場担当者として必要となる基礎知識や手法、企画担当者としてのリスクマネジメント、安全管理について学ぶための研修会の実施。

第1回 コーディネーターの役割・責任とリスクマネジメント
◇ コーディネーターとしての心得について(座学)
◇ コーディネーターの責任と安全管理(座学)
◇ 事故の起きるメカニズム(座学)
◇ 現場の下見から、プログラム実施時までの安全管理体制について(座学)
◇ フィールドの下見とKY活動(実習)
◇ 応急処置のポイント(実習)
◇ 講座のまとめ
第2回 楽しい体験とは?・謙信KIDSスクールプロジェクトの目的
◇ 「楽しい体験」とは何かについて考える(座学)
◇ 「心の動き」を捉えるトレーニング(W.S)
◇ 話す手法+きく手法(W.S)
◇ 体験学習法から見た「ふりかえり」(W.S)
  ・「次へ」つながっていく活動を作るには
◇ 課題の整理と共有→解決策を考える(W.S)

■ 地域産業マネージャー育成研修 (現場研修受入企画・コーディネート)

地方へのUJIターンを希望している都市在勤者や農村地域での活性化に取り組み始めた人などを対象に、農村地域における地域づくり事業・産業振興の展開にあたって地域をリードし主体的に活動する人材「地域産業マネージャー」の育成を行う、農林水産省による補助事業。この事業のうち、NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部での現場研修会の企画と受入コーディネートを実施。

講師 (五十音順)
・関原 剛 氏 - NPOかみえちご山里ファン倶楽部 専務理事
・福井 隆 氏 - 東京農工大学大学院生物システム応用科学府 客員教授
・政所 利子 氏 - 株式会社玄 代表取締役
・結城登美雄 氏 - 民俗研究家、宮城教育大学非常勤講師

テーマ : 地域づくりの現場、地域での生活文化を体験して地域づくりの哲学、具体的な事業運営について学ぶ

現地研修第1回(2泊3日)
1日目: ◇ 趣旨説明
◇ 講義 「地域産業マネージャーとは」:福井氏
  「農山漁村地域の現状、先進的な取り組みについて」:関原氏
◇ オリエンテーション
◇ 横畑集落フィールドワーク
  (河岸段丘にできた集落の様子、古民家改修、古民家のつくりや民具について)
◇ かみえちご山里ファン倶楽部の取り組み紹介+DVD放映
◇ 夕食 (参加者自己紹介・講師との意見交換等)
2日目: ◇ 講義 「新しいクニ(村落共同体)のかたち、NPO活動のあり方について」
  「ムラの心理・ソトの心理」:関原氏
◇ 昼食作り・昼食
◇ フィールド実習「どのような産業を興せるか」という視点からの現地踏査
◇ テーマ設定と掘り下げ
◇ 講義 「地域の持続可能性、地域資源を活かした産業のありかた」:政所氏
◇ 夕食調理実習
◇ 交流会
3日目: ◇ 現地踏査
◇ 講師、他参加者との対話によるテーマの掘り下げ
◇ 講義 「地域で支える農業 鳴子の米プロジェクト」:結城氏
◇ まとめ・閉会(ゆったりの家)
現地研修第2回(2泊3日)
1日目: ◇ 趣旨説明
◇ 講義 「持続可能な暮らしをつくる」:福井氏
◇ 雪かき体験
◇ 上越市の無形文化財指定の小正月行事見学 「鳥追い」
◇ 懇親会参加(丈兵衛)
2日目: ◇ 小正月行司「禊」見学
◇ 講義 「地域NPOの力学」:関原氏
◇ 講義③ 「地域資源の活かし方」:政所氏
◇ 小正月行事見学 「嫁祝い」「焼き草集め」「餅つき・映写会」「オーマラ」
3日目: ◇ オリエンテーション(事務局)

 

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